ボルダリングとゲーマーとの親和性

こんにちは。ボルジム管理人のケイジです。ボルダリングにハマって体重も10kg以上落ちて筋肉も付き、すっかり健康体になった人です。

ボルダリングって何が楽しいの?と聞かれることがよくあるのですが、私はボルダリングは、スーパーマリオのようなゲームに似ているといつも思っています。

そもそも、ボルダリングとは?

ボルダリングは本来、山などにある大きめの岩(boulder・ボルダー)をよじ登って頂上に立つ、クライミングの一種になります。
一般的に頂上は高くても5m程度と命綱をつけずに登っていける高さ程度。
ちなみに、それ以上高い崖などに命綱を身につけて登るのはリードクライミングなどと呼ばれ区別されています。

今回はクライミングジムなどの、主に室内でプレイするボルダリングについての説明をしていきたいと思います。

ルール

ボルダリングは壁に取り付けられたホールドという石のようなものを伝って壁を登るスポーツです。

壁についているホールドはすべて使っていいというものではなく、スタートマークのついたホールドから決められたホールドのみを使って進んで行き、ゴールマークのついたホールドを両手でつかめばクリアというスポーツになります。

使うことが許可されたホールドの形や個数で課題の難易度が変わるため、初心者から上級者までが同じ壁でプレイすることができるのも特徴です。

で、何が楽しいの?

ボルダリングの楽しさは、スーパーマリオなどビデオゲームの楽しさに似ていると感じています。

スーパーマリオは色々な敵や難解をくぐり抜けて、ゴールの旗にたどり着けばステージクリアになります。
(似たように、ボルダリングは決められたホールドを伝っていきゴールホールドにたどり着けば課題クリアになります。)

簡単なステージなら、一回でラクにクリアできてしまいますが、難易度が上がってくると途中で的にぶつかったり穴に落ちたりして、再度スタート位置から始めます。
そして、トライアンドエラーを繰り返し、以前のミスを修正してクリアを目指します。

スーパーマリオのとあるシチュエーション

進む先を見るとクリボーが二匹こちらに向かっています。ジャンプしてポコポコッと二匹とも踏み潰し、上手くいったと一種油断すると間髪を入れずパタパタが突っ込んできて、不意をつかれてマリオは死んでしまいます。

そして、再スタートするわけですが、今度は事前に二連続クリボーのすぐ後にパタパタが来ることを知っています。
知っているので、次は二連ジャンプの後、すぐに大ジャンプをしてパタパタを踏みつけようと計画実行し、前回の失敗より前に進んでいきます。

一方、ボルダリングは
とある課題の中盤までは順調に進んでいたものの、課題の核心部でバランスを崩しホールドを保持することができずに落ちてしまったとします。

そして、再度スタートから始めるわけですが、前回のトライはなぜ失敗したのか、右手で取ったホールドを左手で取った方がよいのか、より安定してバランスを保つためにホールドに乗せていた左足をあえてどのホールドにも乗せないということを試してみる、など試行錯誤して前回の失敗を超えて行きます。

スーパーマリオもボルダリングも、前回の失敗から改善点を見出してゴールまで少しずつにじり寄っていくのです。

そして人生へ…

「失敗はすばらしい成功への必要な前段階」と偉い人も言っているようですし、そこから拡大解釈すると人生におけるチャレンジも概ねこのようなことなのだろうと思います。

「うん。そっちはダメだった。でもこっちを見てくれ」 彼らは失敗を敗北の印ではなく、成功への序曲、あるいは認められるためのステップや途中経過と考え、大きな成果を引き出した。「繰り延べられた」成功である。

http://www.ki-dousen.net/modules/docs/index.php?content_id=374

まとめ

というわけで、人生がどうとか大げさに考えなくてもよいのですが、ボルダリングはビデオゲームにハマる人にとっては、同じようにハマる可能性の大きいスポーツだと思います。

もし、休日は自室でゲーム三昧で日頃の運動不足を感じているようであればボルダリングジムに足を運んでみることをオススメします。

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