SEOに配慮したパーマリンクとは?【WordPress】
WordPressでSEOに配慮したパーマリンクを設定するときはどのような構造にすればいいのか。
WordPressのSEOプラグイン Yoast SEOの制作もしているオランダのSEO会社 Yoast BVが解説記事を公開しているので意訳で紹介します。
SEOに配慮したパーマリンクとは?
今回の記事は「SEOフレンドリーなURLはカテゴリーを含んだほうがいいのか?」「短いほうがいいのか?」「キーワードを含んだほうがいいのか?」について解説します。
SEOフレンドリーなURLの基本ルール
ウェブサイトにはいくつかの基本ルールがあります。
- まず、URLはページの内容に沿ってきちんと絞り込まれていなければなりません。URLにaとかtheなどの冠詞は必要ありません。areとかhaveとかの動詞もいりません。何についてのページなのかを明らかにさせることが重要です。
- URLの長さはたいして問題ではなく、URLはできるだけ短くすることを強く勧められます。Googleが長いURLを嫌いとかじゃないんですが、短ければ短いほど意味が絞りこまれます。検索結果にパンくずリストとして表示もされますよ。
- 長さはさして重要ではないけど、meta titleとdescriptionが512pxで切り取られるようにURLも切り取られます。
- アンダースコア「_」を使わないで。代わりにハイフン「-」を使いましょう。
以上がSEOフレンドリーURLの基本ルールです。
さらにどのような種類のウェブサイトかによって、さらに最適なSEOフレンドリーURLに細分化されます。
1.企業サイトの場合のSEOに配慮したパーマリンク設定
ウェブサイトが企業とかサービスの情報を伝える場合は、できる限り短く簡潔なURLのほうがよいです。
- https://example.com/contact/
- https://example.com/about-us/
2.ECサイトの場合のSEOに配慮したパーマリンク設定
ECサイトの場合は2種類のURLが考えられます。
- https://example.com/product-name/
- https://example.com/category-name/product-name/
MagentoみたいなCMSだと両方作成できます。そんなときはcanonical設定を忘れずに。
SEOフレンドリーなURLはユーザーの役にたつべきものです。
ECサイトにカテゴリーをつけたほうがユーザーにとって便利であればぜひカテゴリーをつけてください。
カテゴリーをつけることが商品やECサイトに価値を生むのであればそうすべき。SEOにとってもいいことでしょう。
3.ブログやニュースサイトSEOに配慮したパーマリンク設定
ブログやニュースサイトの場合はいくつもの方法が考えられます。
- https://example.com/投稿記事タイトル/
サイトが一貫して一つのテーマに絞ったものであればURLは投稿記事タイトルだけに絞ってもよいです。
Googleはちゃんとサイトテーマを分かってくれるので、わざわざURLに含める必要はありません。 - https://example.com/カテゴリー名/投稿記事タイトル/
サイトに違ったカテゴリーの記事を掲載している場合はカテゴリー名をURLに載せると、何についての記事なのかがより分かりやすくなります。「2.ECサイトの場合のSEOに配慮したパーマリンク設定」で説明したのと似てますね。 - https://example.com/年/月/日/投稿記事タイトル/
毎日更新しているようなニュースサイトの場合はURLに日付を入れるとその記事がいつのものかがURLを見るだけで分かるようになります。
まとめ
SEOフレンドリーなURLはサイトの種類により、これが一番!というものはありません。
特にブログやニュースサイトの場合は多岐に渡ります。
大事なことはURLを絞り込んで、そのページがなんのページなのかを明確にすることなのです。
今回はここまで!
よいパーマリンクライフを!!