仕事で使えるおすすめiPadアプリ
こんにちは、ケイジです。
ウェブサイト制作を生業にして15年以上経ちますが、普段はMacBook Pro 13インチを使ってデザインやプログラミングをしています。
iPadはデザイナー、プログラマーのメインマシンになりえるか?
昨年11月にiPad Pro 11インチを購入してほぼ毎日使っています。
購入と同時期にiPadOSがリリースされ、かなりMacBookライクに使うことができるらしいとのことで、MacBookの代わりにメインマシンとして使うことができるかを探ってみました。
今回はiPad Proを2ヶ月ほど使ってみての感想です。
以下のレビューはApple Pencil、マウス、キーボード使っている前提で書いていますので御了承ください。
お仕事端末としてのiPadとは
iPadOSとは
iPadOSとは簡単に言ってしまえばiPadをよりMacライクに使うことができるようになった新OSです。
もともとiPadでBluetoothキーボードは使えたのですが、今回のiPadOSリリースでマウスが使えるようになりました。マウスはあくまでアクセシビリティ強化の位置付けですが通常のマウス同様使うことができます。
また、Split Viewが使えるようになり、2つのアプリを画面半分ずつ立ち上げて、Safariで調べ物をしながらEvernoteでメモを取るといったことも可能になりました。
また同じアプリもSplit Viewで画面半分ずつ立ちあげることもできるようになり「ファイル」というMacでいうところのFinderを左画面と右画面で立ち上げ、ドラッグ&ドロップでファイルの移動をするといったことも可能になり作業効率が上がります。
作業別によかったアプリをレビューしてみます。
プログラミング
「Textastic」がエディタとして優秀でかなり違和感なく使えます。
SSH接続してTerminalのようにコマンド入力もできかなり優秀です。
ただ、普段はMacでSublime Textを使っているのですが、それと比べるともう少しかゆいところに手が届かない感じがして、とても惜しい印象です。
Microsoftの「Visual Studio Code」がブラウザで使えるようになったらしいのがまだ試していません。こちらの方がいいかもしれません。
「working copy」がGitツールとして優秀です。GitHubやBitBucketと連携して使えます。
SFTP接続によるファイル転送は「FTPManager」が便利。ふつうに使えます。
ウェブサイト構築やHTMLコーディングはChromeの開発者ツールが使えないのでなかなか実用としては不向きですね。
使えるブラウザもありますが機能としては貧弱です。
デザイン
UI/UXデザインは「Figma」がChromeでかなり使えるようになってきた。
過去記事で使用感を紹介していますのでご覧ください。
SketchやAdobe XDはiPad対応していません。残念ながら。
Adobeはやっと2019年に満を持して「Illustrator」や「Photoshop」がiPad対応しだして、まだ不完全体ながら今後に期待が持てそうです。
しかし、iPadはデザイン作業するにあたり全般に画面が小さいのであくまでサブマシンの位置づけにとどまりそう。
Sidecarとして外部ディスプレイも使うことができるようになったのですが、ミラーリングしかできず、iPadに映っている画面と同じ画面を映すのに留まっています。
今後、Sidecarが拡張ディスプレイ対応し、さらにPhotoshop, Illustratorも完全体になってくれば数年後はメインマシンになり得るでしょう。
イラスト制作
私はこのブログのイラスト制作に「Procreate」を使っています。
使いやすさに感動しています。
昔はMacにペンタブレットを接続してPhotoshopでイラストを描いていたのですが、iPadの機動性は革命的です。
カフェでも電車でもベッドに寝転がってでも、いつでもどこでも絵を描くことができます。
イラスト制作がずーーっと身近なものになりました。
すでに多くのプロイラストレーターも使ってるとのことで納得です。
イラストアプリは「Procreate」「ClipStudio」が今のところ2強のようです。
Adobeも2019年末に「Fresco」というアプリを投入してきて面白くなってきました。
ブログ執筆
WordPressの管理画面は「Safari」でも「Chrome」でも使用可能。
下書きはiPadの「Evernote」でいつも行ってます。
iPadでコードを書くときはひと手間必要なので注意が必要です。次の記事をご参考にどうぞ。
一般的な事務作業
「GoodNotes 5」でいつも手書きでメモやノートをとってます。
Apple Pencil 2との相性が最高によくて、手放しで絶賛。
GoodNotes 5がアナログノートよりよいところは次のとおり。
- 何冊ものノートを一台のiPadに入れることができる
- 拡大、縮小、コピペ、削除が思いのまま
- デジタルなのでとったノートをクラウドに保存したりメールとかで共有したりが便利
- インクの出がよい。とてもよい
- ペーパーライクシート貼ればさらに書き心地向上
アイデア出しやマインドマップは「Concept」で。
無限キャンバスでどんどん広がる。
図面引くのも良いらしい。
Google スプレッドシートやドキュメントはあまり使わないので今回レビュー対象外にしました。
まとめ
なんだか読み返してみるとiPad絶賛の記事になってしまいましたが、iPadをひと言でまとめるなら、今はまだ「超優秀なサブマシン」ということになります。しかし、この1〜3年で必ずやメインマシンになるでしょう。
では、よいiPadライフを!!