Apple Watch Series 10 レビュー:スマホからの解放とデジタルデトックスの新しい形
Apple Watch Series 10(ジェットブラック/セルラーモデル)を購入してからしばらく使い続けた感想をお届けします。今回は、「このデバイスが一体何に役立つのか」「どのような用途で活用できるのか」という観点にフォーカスして、私なりの使いこなし方と体験談をご紹介します。
1. デジタルデトックスへの貢献
集中して読書や作業をしたいとき、カフェなどでスマートフォンを家に置いてApple Watchだけ身につける、というスタイルが習慣になっています。重要な通知は確認できつつ、スマホの誘惑がなくなるため、無駄な時間が減り、作業や読書がはかどります。スマートウォッチならではのシンプルさが、デジタルデトックスに一役買っています。
2. 手首で確認できる通知
通知音はオフにし、振動でのみ知らせる設定にしています。振動での通知は見逃しがなく、静かに通知を確認できるため、プライバシーも保たれます。また、騒がしい場所でポケットにスマホを入れていても、電話の着信を手首で逃さないので、重要な連絡を見逃す心配がないのも大きな利点です。
3. 日常のアクティビティ管理と「リング」機能
日々の活動を追跡する「アクティビティリング」は、運動量や立ち上がる頻度を記録してくれる頼もしい機能です。達成するたびにやる気が出て、意識して体を動かすきっかけにもなります。日常の小さな運動が積み重なることで、自然と健康的な生活に近づいているのを実感できます。
4. クライミングアプリ「Redpoint」
クライマーとして使い始めた「Redpoint」アプリは、登った累計高さをメートルで表示してくれるのが新鮮です。例えば累計60m登った場合、「お台場のガンダム3体分」登ったことになります。こうして成果を具体的に見られると、モチベーションも高まり、次の目標設定にも役立ちます。
5. Suicaやクレジットカードでのスマートな決済
Apple WalletにSuicaとクレジットカードを登録することで、駅の改札やコンビニでの支払いがとてもスムーズになりました。駅で「ピッ」と通過する瞬間や、コンビニでボタンをダブルクリックして支払いを完了するたびに、手軽さと利便性を実感します。
6. ランニングのお供に最適なセルラーモデル
セルラーモデルを選んだおかげで、ランニングの際にはiPhoneを持ち歩く必要がありません。音楽や通知、GPSがすべて手首で完結するので、身軽でトレーニングに集中できます。また、adidasランニングアプリとアクティビティが自動的に同期されるため、データ管理の手間も省け、ランニングにより集中できる環境が整いました。
7. バッテリーと充電
Apple Watch Series 10は、1日使用すると残り20%程度になります。そのため、毎晩の充電が必要ですが、約30分で80%まで充電できるので、夜の短時間で済むのが便利です。私は睡眠トラッキングもしているため、入浴中に充電をして翌日の準備を整えています。
8. タイマーで移動中も安心
タイマー機能もApple Watchで頻繁に活用しています。特に電車に乗っているとき、降りる3分前にタイマーをセットしておくと、手首の振動で知らせてくれるので、寝過ごす心配がありません。この機能のおかげで、移動中にリラックスできる時間が増え、ついつい寝てしまっても安心して目的地に着けます。
結論:Apple Watchがもたらす新しい日常
Apple Watch Series 10は、通知やアクティビティ管理、決済機能といった便利な機能を提供しつつ、スマートフォンの依存から解放してくれる点が非常に魅力的です。スマホと違って余計なアプリや情報に気を取られることなく、必要な情報だけを手にできるApple Watchは、デジタルデトックスにも最適なデバイスだと感じています。