SEOにはページ表示の速度が大切というお話し
こんにちは、ケイジです。ウェブサイト制作を生業にしてはや10年以上。WordPressで作ったサイトは100以上になります。
ウェブサイトをSEO対策するためには、やることがいくつかありますが、ウェブページの表示速度を早くするいうのも、そのひとつです。今回はなぜSEOでページの表示速度が重要なのかと、実際にその対策方法についての解説もしたいと思います。
SEOにはページ表示速度が大切
SEO対策 ≒ Google検索エンジン対策、というのはもはや言うまでもないくらいあたりまえのこととなっています。
そのGoogleに「役に立つ」ウェブサイトやウェブページだと判断されれば、検索結果の上位に表示されるようになります。
「Google が掲げる 10 の事実」というGoogleの社是に以下のことが明記されています。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 遅いより速いほうがいい。
ページ表示速度が遅いとユーザーに「なかなか表示されないな…」と思わせることになり離脱させてしまう原因になってしまいます。
ページの表示速度を早くすることは、ユーザーをイラつかせないという観点で「ユーザーに焦点を絞る」ということになり、検索結果の上位に表示されることとなるのです。
ウェブページ表示速度の計測方法
実際にウェブページの表示速度を測定する方法はいくつかありますが、最もメジャーなウェブサービスのひとつがGoogle純正の分析サービス「PageSpeed Insights」になります。
使い方は難しくありません。
ChromeなどのウェブブラウザでPageSpeed Insightsにアクセスして(1)の「ウェブページの URL を入力」と表示のある入力欄に測定したいウェブページのURLを入力して(2)の「分析」ボタンをクリックします。
するとウェブページの速度スコアが100点満点の数値で(3)に表示されます。
画面左はし(4)にある「モバイル」「パソコン」タブを切り替えることによって、それぞれの速度スコアを確認できます。
速度スコアは色分けされて以下の3つに分類されます。
- グリーン(速い):すべてのウェブページ読み込み速度で上位1/3に含まれます
- オレンジ(平均):すべてのウェブページ読み込み速度で上位中間の1/3に含まれます
- レッド(遅い):すべてのウェブページ読み込み速度で下位1/3に含まれます
ウェブページ表示速度の改善方法
ウェブページの表示速度が分かったら次は改善します。
改善すべき箇所と何を改善するべきなのかは、(5)の分析結果に表示されています。
主な改善は次のようになります。
- 画像サイズ(大きさ、重さ)の最適化
- CSS/JavaScriptタグの圧縮
- 不要な要素の削除
などになります。
色々と最適化したら再度、PageSpeed Insightsで測定し、速度スコアが上がっていることを確認してみましょう。
画像の最適化について
以前、運営しているウェブサイトでPageSpeed Insightsにいわれるまま画像を圧縮しサイズダウンしてみたら、ガッビガビの荒れた画像になってしまい酷い見た目になってしまった苦い思い出があります。
PageSpeed Insightsの速度スコアがこの世のすべてではありませんので、速度と見た目のバランスを両立するように、いい意味でのの妥協をするとユーザーにとってもGoodだと思います。
まとめの余談
余談ですが、Google純正のAnalyticsタグやAdSenseタグが入っていることによって「第三者コードによって読み込みが著しく低下する可能性があります」となることが多い。解せぬ…。