まずは4つのHTMLタグでOK。SEOを考慮したHTMLの書き方
HTMLを書けるようになってウェブサイトが作れるようになってきたー。次はGoogle検索で上位表示させたい!というあなた。その方法お教えします。
対象読者
HTMLを書ける、ウェブページが作れるウェブサイト制作初級者
まずは4つのHTMLタグでOK。SEOを考慮したHTMLの書き方
ウェブサイトを作れるようになったとしても、誰もそのサイトを訪問して見てくれなければ作った意味がありません。プロとしてウェブサイトを制作するならなおさらのこと。
ユーザーがウェブサイトを訪問するには次のようにいくつかのパターンがあります。
- Googleで検索をする
- SNSで紹介されたリンクをクリックする
- 広告バナーをクリックする
- メールマガジン内のリンクをクリックする
などなど。
これらのうち、Google検索で狙ったキーワードでサイトを上位表示させる施策をSEOと呼びます。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことでウェブページを検索エンジンに見つけてもらいやすくすることになります。Search Engine Optimizationの頭文字をとったもの。
どのようにSEO対策をすればよいか
最低限のSEOを考慮したウェブページを作るには、次の4つを押さえておけばOKです。
- titleタグにキーワードを入れる
- h1タグにキーワードを入れる
- h2タグにキーワードを入れる
- meta descriptionにウェブページの説明を入れる
それでは具体的に説明していきましょう。
titleタグにキーワードを入れる
titleタグに記載した内容はブラウザのタイトルバーや、ブックマークした際に表示されます。
Googleの検索エンジンが最も重要視するのがtitleタグです。
まずはtitleタグにキーワードが入っていなければGoogleには無視される結果になってもおかしくはありません。
検索結果には基本的に32文字以上のタイトルは表示されないため、文字数は32文字に収めましょう。
また、特に指定しない限りTwitterやFacebookでシェアしたときのタイトルもmeta descriptionに記載した内容が表示されます。ですのでtitleタグに適切な文言を入れるということは、SNS対策にも有効になります。
h1タグにキーワードを入れる
h1タグは見出し1(headline 1)を意味するタグになります。
h1タグに記載した内容は本文中で最も大きな意味を持ち、本文中ではGoogleの検索エンジンが最も重要視するタグになります。
h1タグには必ずキーワードを入れるように心がけましょう。
h2タグにキーワードを入れる
h2タグは見出し2(headline 2)を意味するタグになります。
本文中でh1タグの次に大きな意味を持つタグになります。なるべくキーワードを入れるよう心がけましょう。
その次に重要なタグにh3, h4, h5, h6と続きます。
meta descriptionにウェブページの説明を入れる
検索結果画面で表示されたときに、meta descriptionタグに記載した文章がウェブページの概要文として表示されることが非常に多いです。
また特に指定しない場合、TwitterやFacebookでシェアしたときの概要文もここに記載した文章が表示されます。そのためSNS対策としても有効です。
ですので、meta descriptionにどのような文章を記載するかはクリック率に直結します。
文字数は簡潔かつ十分にページの内容が分かる、というところで140文字前後が適切でしょう。
検索表示された際にユーザーの興味を引きクリックを促すよう、簡潔にウェブページの概要をまとめた文章にしましょう。
これだけでいいの?
本来はセマンティックウェブという概念に沿って全てのHTMLを構成することが理想になるのですが、セマンティックウェブをすべて理解して施策を講じるには時間がかかります。
まずはFacebook CEOであるマーク・ザッカーバーグの言うように、完璧を目指してリリースが遅れたりするより、まずは不完全であっても世の中に晒すことが重要です。
完璧を目指していては時間が無限にあっても足りません。
上記の4つのタグだけを意識してHTMLを書くのと、意識しないで書くのでは結果が大きく変わってきます。
まとめ
SEOとはすなわち、いかにGoogleの検索エンジンに高く評価されるかに尽きるのですが、Googleが掲げる理念のひとつに「ウェブ上の民主主義は機能する。」というものがあります。
要は、Googleはより多くの人の支持されるウェブページを高く評価するということを掲げていることになり、チートや小手先のテクニックではなく、いかに多くの人に支持される質の良い記事を書くか、こそが遠回りのように見えて実はSEOの最短距離なのです。
てなことを踏まえて、よいSEOライフをお過ごしください!