iPadはApple Pencil 2の登場でクリエイティブツールへと進化した
まわりのクリエイティブクラスタが続々とiPadユーザーに
こんにちは。ケイジです。最近iPad Proを入手してウキウキで使い込んでいます。
最近周りのグラフィックデザイナー界隈の人々が続々とiPadユーザーになっています。そしてみんな手放しでiPadのことを褒め称えています。
一体なぜなのか?
私はiPadを購入するのは2台目で、2010年に発売された初代iPadを購入しています。
その時発売されたiPadはiPhoneの画面が大きくなっただけで、こんなにも体験が変わるものかと大きな衝撃を与えてくれたものでした。
しかし当時から少し前にいたるまで、iPadはあくまで創られたサービスを受けるためのデバイスでした。
YouTube動画やゲームなど、誰かの手により作られたコンテンツを、iPhoneより大きな画面で受け取るデバイスで、クリエイティブツールではありませんでした。
iPadはApple Pencilの登場でクリエイティブツールへ。しかし…
2015年のApple Pencilの登場でiPadは創作する側のデバイスに変わりました。
Apple Pencilは言ってみれば、iPadで使えるスタイラスペンなのですが、遅延もズレもほぼなく、iPadを高級液晶タブレットに変貌させるのに必要十分なデバイスでした。
プロ、アマ問わずイラストや絵画を描く人々の実務での使用に耐えうるツールになりました。
しかし、Apple Pencilの充電時の圧倒的ダサさが、クリエイティブクラスタに広まることにブレーキをかけていました。
「うちわ!?」と思わず言ってしまわずにはいられないようなそのダサい佇まい。「ジョブズが健在なら発売してないでしょう」とSNSで言われるのは揶揄されるほど。イケてるは正義を信条とするクリエイティブ界隈のひとは一歩退いてしまったというのが実情ではないでしょうか?
汚名返上のApple Pencil 2
そんなApple Pencilでしたが2018年に第一世代のイケてないところをすべて払拭した第二世代「Apple Pencil 2」が発売されました。
最も見た目的に問題だった充電時のうちわスタイルは、iPad Proのサイドにマグネットでピタッとアタッチするという見事なイケてる充電スタイル。
マグネット充電にしたことで無くしやすいと不評だった、充電端子のキャップも不要に。ペンシルの一面を平らにしたことで転がりにくくもなりました。
みごとなApple Pencilのリニューアルに、ようやくクリエイティブ界隈の人々も認めざるを得なかったと見えて、クリエイティブツールとしての利用が浸透し始めていっている現状のようです。
また、キーボード入力ではなく、手書きでノート記録を取れるということもクリエイティブ界隈の人たちに支持された大きな理由のひとつかと思います。
手書きが創造性を高める科学的な理由|lifehacker https://www.lifehacker.jp/2018/11/handwriting-creative-skills.html
使ってみるとやはりiPadもApple Pencilもなくてはならないものになり、それがクチコミで広がっていっているように見えます。
クリエイティブアプリの巨人、Adobeも2019年後半からIllustratorやPhotoshopを始めとする各種アプリケーションのiPad版をリリースし始めています。
まとめ
Adobeも本格的に参入してきたり、iPadのクリエイティブツールとしての位置づけはますます確固としたものになりつつあるこの界隈。今後の発展に期待です。
では。