こんにちは、ケイジです。

スポルティバの「マンダラ」は、剛性とフィット感のバランスが魅力的なクライミングシューズです。小さなホールドでもしっかり足を乗せられる安定感と、ヒールフックやトーフックの場面で高いパフォーマンスを発揮するのが特徴です。

スカルパの「ドラゴLV」を愛用してきた私が、マンダラに履き替えた理由を中心に、シューズの実際の使用感についてレビューします。

使用目的と購入理由

これまで愛用していたスカルパのドラゴLVが寿命を迎え、ソールが剥がれてきたため、都内の有名店「カラファテ」に訪れました。同じドラゴLVを買い直すつもりでしたが、店員さんの勧めでいくつか他のシューズも試してみることに。その中で一番足にしっくりきたのが、この「マンダラ（スポルティバ）」でした。

ドラゴLVは本当に使いやすく、リソールもして使い続けていたとても気に入っていた一足でした。柔らかく足に馴染みやすく、長時間のクライミングでも疲れにくいのが魅力です。
しかし今回は、少し新しい体験を求めて「マンダラ」を試してみることにしました。

デザインと実用性

マンダラは、ドラゴLVと比べて全体的にしっかりとした作りで、特にヒール部分に安定感が感じられます。そのため、ヒールフック時にはしっかり足を預けられる信頼感があります。
メーカーのページでは「やや柔らかめ」とされていますが、ドラゴLVの柔らかさに慣れていた私には、かなりしっかりとした感触がありました。

2時間ほど登ったところで足が疲れてしまい、履き慣れたドラゴLVに替えましたが、新しいシューズは足になじむのに2週間程度かかるので、少し時間をかけて履き込んでいこうと思っています。

スクワマとの比較

以前、同じスポルティバの「スクワマ」を履いていたことがあります。スクワマは万能オールラウンダーとして多くのプロ・アマ問わず人気のあるシューズです。
しかし、残念ながらスクワマは私の足には合わず、親指の甲がシューズに干渉して赤くなってしまうことが多々ありました。

マンダラは、スクワマと見た目が似ていますが、スクワマで感じたような親指への負担が少なく、この点では非常に快適に感じます。

まとめ

スポルティバの「マンダラ」は、フィット感と安定感が特徴で、特にヒールフックなどの技術を多用するクライマーには理想的なシューズだと感じました。シューズ選びに迷っている方には、一度試してみる価値がある一足なのではないでしょうか。